プロフィール

 kaoru home2006年フォルテピアノ演奏のスペシャリストに与えられるクレメンティ賞をイギリス、フィンチコックスピアノ博物館にて受賞。1668年から1866年にかけての様々な鍵盤楽器を10台使った演奏とスピーチを披露して高評を得る。武蔵野音楽大学、大学院ピアノ専攻修了後、在学中より興味を抱き始めた古楽器演奏とフォルテピアノを専門に学ぶため1996年にオランダに渡る。デン・ハーグ王立音楽院とアムステルダム音楽院にてフォルテピアノ奏法の草分け的存在であるスタンリー・ホッホランド氏にさまざまなオリジナルのフォルテピアノでの奏法とレパートリーを師事した。2002年より1年間ザルツブルクのモーツァルテウム音楽院に交換留学生として在籍した後、2003年にアムステルダム音楽院演奏過程修了。

 これまでイギリス、オーストリア、ドイツ、イタリアと日本にて、ソロや室内楽奏者として演奏会に多数出演。2008年には、オランダのFMラジオ局AVRO Radio4より岩村の演奏が生中継された。2010年にアムステルダムのスェーリンク・コレクションというフォルテピアノコレクションの運営委員の一人として任命される。

 

   手作りであるがゆえに現代のピアノよりも華奢で手がかかるフォルテピアノを、アクティブに使いながらその素晴らしい存在をアピールするための一環としてアムステルダム市内の楽器博物館にて企画した数台のフォルテピアノによる音楽ツアーは世界各国より訪れる人に好評を受けた。2017年からはズトフェン市に移った音楽博物館にてデモンストレーションを行う。アムステルダム、ヘールフィンク博物館主催のフォルテピアノフェスティバルでは2011年の第一回目より期間中のフォルテピアノコンクールの審査員として、またはスクエアピアノのために作曲された作品の初演を多数行う。

 

 2013年、フィンランド、クオピオ市における北欧歴史的鍵盤楽器祭でのソロリサイタルとマスタークラスの講師に招待され、その機に朝日新聞文化財団の助成を受ける。

 

  近年ではマスタークラスの講師としての機会が増え、ユトレヒト、アムステルダム、ザーンダイクで学生や若い世代のピアニスト達へとレッスンの幅を広げている。

 

 ギタリスト、ダリオ・マカルーソとのデュオ ラ・コルデ・ヴィブランテでは2013年にリリースした同名のCDが好評発売中。ソロの他にフォルテピアノトリオ・ベルフォンティス、フォルテピアノ五重奏団SOUNDS も活動中。ピアノをこれまでに杵渕茂登子、コンステンティン・ガネフ、フォルテピアノを渡邊順生、スタンリー・ホッホランド、ウォルフガング・ブルンナー、チェンバロをパトリック・アイルトン、ジークベルト・ランペの各氏に師事。現在、アムステルダムに在住し、フォルテピアノの一台一台違う個性の素敵さを伝えるべく奮闘中。