オランダを拠点に、フォルテピアノの多様な魅力を発信
武蔵野音楽大学および同大学院ピアノ専攻修了。在学中に古楽器演奏とフォルテピアノへの関心を持ち、専門的な学びを深めるためオランダへ留学。デン・ハーグ王立音楽院およびアムステルダム音楽院にて、フォルテピアノ演奏の第一人者スタンリー・ホッホランド氏に師事。エラスムス交換留学生としてザルツブルクのモーツァルテウム音楽院でチェンバロとフォルテピアノを学んだ後、2003年にアムステルダム音楽院演奏課程を修了。2006年、英国フィンチコックスピアノ博物館にてフォルテピアノ演奏のスペシャリストに与えられるクレメンティ賞を受賞。
最新ニュース
レビュー
現代のピアノの強靭な響きとは較べるべくもない繊細なフォルテピアノにおいてしかし、たしかにベートーヴェンの音楽的、” 空間の広がりや力” をはっきりと感じることができた。音楽の内奥の伝播は物理的力によるのではなく、あくまでも奏者の精神性によるものであるということの証左であり、彼女の真摯に音楽と対峙する姿勢に共感した
- 石川哲朗 ムジカノーヴァ
この夜を支えたフォルテピアノは、岩村の 明瞭なタッチとそのビルトーゾ(職人芸)によって常に生き生きとその真価を発揮していた。岩村は、モーツァルトの幻想曲ニ短調と C.P.バッハのロンドハ短調の好演でその音楽性の豊かさを十分に示していた。前途あるこの二人の演奏をまた聴いてみたいと思いつつ家路に着いた。(デュオコンサート in 仙台 高橋絵里&岩村かおる)
- 佐藤佳樹、 仙台市市民文化事業団情報誌「アルセン」
岩村の、モティーフやフレージングを徹底して読み切り、それらを有機的に積み重ねるような音楽構築の方法は、大変含蓄のあるもので、表現に正当性を感じさせるものであり、クレメンティの作品においてもその劇的な内面を明らかにしていた。
- 石川哲朗 ムジカノーヴァ
とても楽しめて、音楽史の一面を知りえる好盤
- 濱田滋朗 レコード芸術